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当院の消毒・滅菌システムについて

2020年6月13日

こんにちは。

埼玉県川口市 東川口にある歯医者

HSデンタルサロン 東川口けやき通り総合歯科

院長の鈴木です。

今日は当院の消毒・滅菌システムについてご紹介していきます!!

なぜこのようなブログを書こうと思ったかというと、

先日、他院で働いている衛生士さんが根の治療(根管治療)をしてほしいとのことで、知り合いの歯科医師の方から紹介で来院されました。

当院の消毒・滅菌システムをみたいとのことでお見せしたところお褒めの言葉をいただき、ブログ等でしっかり載せて知らせたほうがいいです。と言われたので書くことにしました。

 

 

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まず1つ目は超音波洗浄機です。

使用した器具を滅菌・洗浄する前に、汚れやタンパク質などの付着を取り除きます。その際に、手洗いでは困難な細かい部分をキレイにしてくれる医療用の超音波洗浄器です。
筒状の器具が多い歯科用器具の内部までキレイに洗浄してくれる強い味方です。
細かな汚れを手洗いの約10倍落とします。

こちらは歯科用洗浄機のミーレです。

熱水消毒においてウォッシャーディスインフェクターに関する国際規格(ISO15883)があり、
この国際規格では、熱水消毒を評価するために従来の温度と消毒時間を用い、
対数的死滅則を80℃の熱水消毒に換算した時の等価消毒時間を秒で表示したものをAo値と呼んでいます。

Ao値の実例として、血液で汚染された手術器具は国際規格(ISO15883)によると、ウォッシャーディスインフェクターを使用した際の性能にAo値3000 以上を達成できることを求めています。また、World Forum for Hospital Sterile Service(WFHSS)では、細菌や熱に弱いウイルスにはAo値600を、B型肝炎ウイルスなどの耐熱性病原体にはAo 値3000 を推奨しています。

※ミーレの性能

Ao値の単位は秒です。例えばAo値600は、70℃では6000秒、80℃では600秒、90℃では60秒で同等の消毒レベルに到達するという事を示しています。

器具の感染リスクはその器具が使用される部位によって決定されます。
スポルディングの器具分類では:
・クリティカル・・・・・・・・・・・ 無菌組織や血管系に挿入
・セミクリティカル・・・・・・・ 正常な粘膜・体液または傷のある皮膚に接触
・ノンクリティカル・・・・・・・ 粘膜とは接触しない無傷の皮膚に接触
歯科で使用される器具はクリティカルおよびセミクリティカルなものが多いため、ウォッシャーディスインフェクターによるAo値3000の消毒レベルが望ましいとされています。
Ao値3000レベルを到達するには90℃ 5分の熱水消毒が必要で、ミーレジェットウォッシャーはB型肝炎ウイルスなど耐熱性病原体も不活性化するAo値3000の基準で熱水消毒を行います。(バリオTDサイクル)

https://www.media-inc.co.jp/icbu/product/washer/miele.html

簡単に言うと、ウイルスや病原体をほぼ殺してしまえる優れた洗浄機ということです。

次に滅菌器です。当院では2つの滅菌器を使い分けています。

上がクラスNオートクレーブ

下がクラスBオートクレーブ

歯科医院の滅菌では、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)が広く使用されています。オートクレーブは、上から(B)⇒(S)⇒(N)…とクラス分けされていますが、多くの一般歯科医院で導入されているオートクレーブはほとんどがクラス(N)です。

クラスBオートクレーブとは、ヨーロッパの基準EN13060に準じたオートクレーブのことを表します。このEN13060とは「あらゆる種類の滅菌物(固形、包装、多孔性、中空のある物)を完全に滅菌できる」ということを意味しております。

インプラント等の外科処置においても「より感染しにくい環境で治療が受けられる」ことになります。滅菌のレベルを引き上げることは口腔内の環境に大きく影響するため、非常に重要です。

コロナウイルスなどでウイルスに関しての知識が増えた今、通っている歯科医院の消毒、滅菌システムについて担当の先生や衛生士に聞いてみてもいいかと思います。

当院は滅菌技士の資格を持った衛生士がいますので消毒・滅菌についてお聞きしたいことがありましたら聞いてみてください!

p.s

次回の矯正専門医の無料相談は

6月25日14時半〜となります。

表参道の裏側(舌側)矯正専門医院で働き、大学病院でも働いていて、日本矯正歯科学会認定医をもっている優秀な矯正医です。

是非無料なので気になることがあれば、なんでもきいてください!

院長でも相談にのることができます。

院長の場合はほぼ毎日いるので是非いつでも来ていただければと思います。